方針と美学

ベーキングクッキー

①自分の「好き!」を大切に

自分から湧き上がる「好き!」。

「好き!」が持つパワーはー、驚くべきもの。「好き」と思うことに取り組む時には、自分でもびっくりするようなとてつもないパワーが溢れてくるものです。他のことならやめてしまいそうなことでも、好きだったらなんだか頑張れちゃう。ここは、自分の「好き」をどこまでも追い求め、自分が納得するまでやり抜くことを大切にしていく場所です。

 

自分の「好き!」を大切にするからこそ、友だちの「好き!」にも興味をもつ。知りたくなる。そして、自分のと同じように、友だちの「好き!」も大切にしたくなる。自分の「好き」を深めることで、周りとの繋がりも広がっていくのです。

 

こうして、自分の「好き!」を大切にするということは、自分の心の声・体の声を大切にするということ。これを続けていくことで、ありのままの自分を大切にできるようになっていきます。そして、そんな自分自身を「好き」になれます。それが、自己肯定感を高めていくということ。一人ひとりの子どもたちが、「自分は生まれてきてよかったんだ。」と心から思えるような学びとなっていくことができればと願っています。

②とことん「本物」を追求

五感で感じる感覚が、大人よりずっと鋭い子ども時代。そんな大切な時期に、何に出会い、何を感じるかで、その後の人生が変わっていくといっても過言ではありません。一つひとつのものとの出会いが、大きく自分を創っていくこととなります。

だからこそ、この子どもの間に 「本物」に出会うということを大切にしたいと考えています。

大人を介して語られる、誰かの価値づけが入り込んだ 「本物」ではなく、子ども自身が「本物」の場に行き、「本物」に出会い、「本物」を自分の五感全てで感じる。誰の価値づけも入っていない、自分自身が出会って込み上げてくる感覚。その湧き上がる自分の心の声・体の声こそが、次なる学びを創り出す源となると考えています。

 子どもの「やりたい!」「行ってみたい!」「自分の目で見てみたい!」を叶えるためなら、車、電車、飛行機、何を使ってでも飛んでいく。どこへでもをしていく。それさえできれば、日本全国、いや世界中が、子どもが学べる「学校」となるのではないでしょうか。

これらの出会いの中で、「本物」によって語られる世の「ことわり」に触れる機会も増えるでしょう。現代においては、なかなか学校や日常生活で語られることがなくなった「ことわり」。これを子どもたちが学ぶことで、日常の景色がまた違って見えてきたり、新たな発見が広がったり、様々な気付きをもたらすことに繋がると考えています。

サーフボードでポーズの女の子

③学びのスタートは

子ども自身の「必然性」

若いギタリスト

➂学びのスタートは

子ども自身の「必然性」

現在、小学校で学習すべき内容は、文部科学省より学習指導要領にて設定されています。

学習内容は膨大な量があり、それを教科書に沿って、クラスみんなで順番に学習していくという形が、現代の学校教育ではまだまだ多くみられます。

しかし、そもそも、学びというのは、子ども自身が、自ら「問い」をもつところから始まるのではないでしょうか。その「問い」に対して、「学びの必然性」が生み出されるからこそ、「これをやってみたい!」「これをできるようになるために、こんなこと学びたい!」と、次の学習活動に繋がってきます。そして、その問いは、人それぞれ様々。同じ事象に出会っても、一人ひとりもつ問いは違うでしょう。

ここでは、子ども自身が、自分の中で生み出された「問い」や、自らの学びの必然性に応じて、自分の学びをコーディネートしていきます。周りにいる大人たちも、子どもの興味・関心に応じて、学習材や学習内容、それに関連する「本物」等の縁つなぎをしていきます。その中から、子ども自身が何を選択するかはわかりません。

ただ、興味を持てば、「この部屋に来たらこれを学べる資料がある!」というような、言葉、数、芸術・・・のような形で、分野ごとの資料が集まった部屋を設置する予定です。

このようにして、子どもそれぞれの声でカリキュラムがクリエイトされていく、そんな子どもの「必然性」から始まる学びを大切にしていきます。

この学校では、いつも中心にいるのは、「子ども」。その「子ども」を囲むように、周りに、「チーム大人」がいます。

親も、先生もスタッフも、各分野の専門家も、地域の人も、みんな関わる立場は違っても、

子どもたちの豊かな成長と幸せな未来を願って、温かくを注ぐ、そんな「チーム大人」であることに変わりはありません。イメージの原型は、昔人間が自然と共に生活する中で成り立っていた先住民の方々のコミュニティー。昔の日本にもあった姿。

誰に何の責任がある、などと責任の所在を追及する、そんなことではなく、周りの大人達がみな、になって手を取り合い、全ての子どもたちのよりよい未来に向けて、「これについてはどうする?」「こちら側からは、こんなことできるよ!」等、一緒に話し合って、関わっていく。そして、自分たちだからこそ繋げられる様々な学びのをつないでいく。そういう仲間でありたいと考えています。

 

一番大切なことは、真ん中にいる子どもたちが、 「自分は、ここで自分の声を上げていいんだ。大切に聞いてもらえるんだ。」と当たり前に思え、子ども自身が自らの声をあげられる空間を、大人みんなで創り出していくこと。みんなの願いは、同じところにあるはずだからこそ、チーム大人として、子どもたちの安心できる居場所をみんなでつくっていけたら良いなと考えています。

ささやく

④全ての中心は「子ども」

その周りに「チーム大人」

ハッピーチャイルド

皆さんが、自分自身が「学びになった!」と思うのは、どんな時ですか?

きっと、それは、何かを自らが実際に体験した時ではないでしょうか。

子どもの学びも、「体験」の積み重ねが、とっても重要です。体験するからこそ、五感で感じ、また新たな問いが生み出されています。

よくあることが、イメージした時点で、「それ本当にできるの?」「それは無理なんじゃない?」と、誰かにとめられてしまう(自分自身も含む)こと。でも、実際にチャレンジしたからこそ見えてくる景色はたくさんあるはず。そして、そのチャレンジの過程全てが学びなのです。

だからこそ、できるかどうかの可能性を考える前に、とことんイメージを楽しみ、クリエイトを楽しんでみましょう!うまくいかなくったっていい。失敗したっていい。とにかく、「あれ?これってできるかも!」「うまくいかないかも知れないけれど、やってみたいんだな!」そんな気持ちを大切にして、まずは、イメージ&クリエイトを、とことん楽しんでいきましょう!

 

大人も子どもも、一緒になって、まずはどんなこともやってみましょう!!

⑤みんなで、まずは「やってみる!」